ボヘミアン・スタイルが、08〜09年秋冬ミラノ・コレクションでも目に付きますが、2008年春夏に向け、小花柄などのワンピースが人気です。意外な組み合わせのコーディネーションが新鮮な印象を与えます。
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ボヘミアン・スタイルが、08〜09年秋冬ミラノ・コレクションでも目に付きますが、2008年春夏に向け、小花柄などのプリント使いでボヘミアンを表現したアイテムを取り入れるスタイルが広がり始めていますボヘミアンとは、本来はチェコの北西部のボヘミア地方の「ボヘミア人」という意味です。「ボヘミアン」という言葉を、比喩的に使い始めたのは15世紀のフランス人で、「定住性に乏しく、異なった伝統や習慣を持ち、周囲からの卑下をものともしない人々」ということです。ボヘミア地方からジプシー(ロマ)が、その頃のフランスに流入していたことが背景にあります。ボヘミアン・スタイルとは、ボヘミア地方の民俗的なファッションのほかに、そこから来た少数民族ロマのイメージやロマの民族衣装の要素を取り入れたファッションを指します。「ボヘミアン」の比喩的なフランスのパリに集まった、その日暮らしの貧乏な芸術家たちの着ていた服を真似たスモック・ブラウスやベレー帽の絵描き風スタイルなど粋で独創的なスタイルも含めて言っています。ボヘミアンに関係するジプシーという言葉は、エジプト人という意味があり、ロマはエジプト人ではないかと誤解されて呼ばれていました。ジプシーも最近では彼等の自称「ロマ」が使用されるようになっています。
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ボヘミアン・スタイルやボヘミアン・ルック、ボヘミアン調などファッションスタイルをさす言葉があります。ボヘミアン・スタイルが周期的に流行りますが、最近では、2002年春夏で動きが見られました。ボヘミアンは、ボヘミア地方の民族衣装や、自由放浪なロマの要素を持つファッション・スタイルですが、ロマのフランメンコ衣装なども、そのひとつになります。ボヘミアンは、ぺザント(農婦)やフォークロア(民族的な)、ロマンティック(詩的な)など、ヨーロッパの民族衣装をイメージしたデザインを表現することから、ニューボヘミアンやソフトボヘミアン、ロマンチックボヘミアンなどの言葉があります。そして、フェミニンなレースのロマンティックな上下にウエスタンブーツを組み合わせるコーディネートとか、組み合わせが意外だと新鮮な印象を与えるファッションスタイルです。ボヘミアン・スタイルで、この春の注目はロマンチックな小花柄。ボヘミアン調の小花柄ワンピースが季節的にもぴったりです。ボヘミアン・スタイルのワンピースにショート丈のベストやジャケットを合わせるのが今年風ファッションです。
ボヘミアン・スタイルの「ボヘミアン」という言葉から見ていくと、幅15cm、長さ1m20cm位ある変形ネクタイを、ボヘミア人が大きなリボンのように衿元で結んで使用しているのでボヘミアン・タイと呼びます。テープやコードを使った立体感のあるボビンレースは、ボヘミア地方で作られることからボヘミアン・レースと言います。他にもボヘミアンガラスのボヘミアン・ビーズのピアスやボヘミアン・ネックレスなどのアクセサリーもあります。また、ブレードやフリル使いの派手なスカートやボレロ、ショールなどが代表的なジプシー(ロマ)・ルックのイメージや服装を取り入れたファッションもボヘミアン・スタイルです。そんなことから、この春夏のボヘミアン・スタイルはボヘミアン調刺繍やレース、フリフリやパッチワークなど、あるいはジプシー風のゆったりとしたギャザーや段々フレアーに砕けたショールやベストといったスタイルです。人気のボヘミアン・スタイルには、エスニック風の小物を合わせるとオシャレを演出できます。ベトナム製の籠バックやタイシルク、タイ更紗をショールとして使います。またビーズ使いがキレイな中国やベトナムのポシェットも合います。布靴や布ブーツ、バックに刺繍のしてあるアジアの刺繍ものもボヘミアン・スタイルにはうってつけです。